格安SIMに乗り換えたいものの、格安SIMの種類が多すぎてどれを選ぶべきか分からないという方は多いのではないでしょうか?
格安SIMを選ぶポイントは、月額料金(割引なしの素の料金)とデータ容量、そして繋がりやすさを確認することです。
本記事ではおすすめの格安SIMや、格安SIMを選ぶポイントについて解説します。また、乗り換える前にやっておきたいことについてもまとめました。
格安SIMに乗り換える前にやるべきこと

格安SIMに乗り換える前に、やっておきたいことが2つあります。
- 不要なオプションを外す
- 毎月のデータ使用量を確認する
全員が全員、格安SIMに乗り換えればよいというわけではありません。これら2つを確認した結果、「あれ?自分は格安SIMじゃなくてもよいかも?」となる場合もあります。
なので、これら2つをしっかり確認しましょう。
不要なオプションを外す
格安SIMに乗り換える前に、現在契約しているキャリアの契約内容を確認することが大切です。特に、どのオプションに入っていて、それぞれいくらかかっているかの確認が大切。
特に携帯の場合、不要なオプションに入ってしまっている方は結構います。携帯ショップで、店員さんにいわれるがままオプションに加入して、そのままになっているパターンも。
携帯のオプションは「最初の1ヶ月は無料!」とかになっているものも多いんですよね。「最初の1ヶ月が無料ならとりあえず加入しておこう。後で解約すればいいし」と思って、そんなに必要じゃないのにオプションに加入してしまう方は多いです。
そして、1ヶ月経ってからも加入したことを忘れ、そのまま加入し続けていることも。
不要なオプションに加入していると気がついたら、ひとまずそれを解約しましょう。オプションを外したあと、現在の携帯料金がいくらかを計算します。
オプションを外したら、月々の料金が案外安く、「これなら乗り換えなくてもよいかも」となることもあります。なので、乗り換え前に、まずオプションの確認が大事なのです。
毎月のデータ使用量を確認する
格安SIMに乗り換える前に、毎月のデータ使用量も確認しましょう。携帯の乗り換えは、自分のデータ使用量を考慮しないといけないためです。
たとえば、毎月2〜3GB程度しか使っていないなら3GBのプランを選ぶとよいですし、毎月150GBとか200GBとか使っているなら無制限のプランを選んだ方がよいでしょう。
携帯の乗り換えは、データ使用量を基準にして決めるのがまず基本です。なので、今のデータ使用量を確認しないことには、乗り換え先を決めることもできないのです。
おすすめの格安SIM・格安プラン5選

おすすめの格安SIMを5つまとめました。
- 日本通信SIM
- 楽天モバイル
- ahamo
- LINEMO
- povo
※本記事では、大手キャリアの格安プランも格安SIMに含めます
これらの格安SIMは比較的万人におすすめしやすいです。とはいえ、それぞれにメリット・デメリットがあり、場合によっては乗り換えることで損をしてしまいます。
各格安SIMの特徴について詳しく見ていきましょう。
日本通信SIM
日本通信SIMは、とにかく圧倒的な安さが魅力の格安SIMです。
「合理的シンプル290プラン」はなんと、1GBで月額290円(税込)です。300円以下でスマホが使えてしまうのは破格といってよいでしょう。すき家の朝食より安いです。
「1GBじゃ足りなくない?」と思われがちですが、データの追加も可能です。1GBあたり220円(税込)で追加できます。つまり、2GBなら510円、3GBなら730円(税込)です。
また、「合理的みんなのプラン」という中容量プランもあります。こちらは20GBで月額1,390円(税込)であり、やはり破格といってよいでしょう。
しかも、「合理的みんなのプラン」では、以下のどちらかが無料で付いてきます。
- 通話5分かけ放題
- 月70分無料通話
どちらか好きな方を選ぶことができます。短い通話を月に何回かする方は「通話5分かけ放題」、たまに長い電話をする方は「月70分無料通話」がおすすめです。
デメリットは、通信品質が悪いと言われていることです。ドコモ回線のエリアで利用できますが、場所や時間帯、利用環境によって通信速度が低下する場合があります。
また、契約事務手数料が3,300円(税込)かかります。
とはいえ、デメリット以上に値段の安さがとにかく際立つのが日本通信SIMの特徴です。
楽天モバイル
楽天モバイルもコスパに優れた格安SIMです。
楽天モバイルの楽天最強プランは、月額料金がデータ使用量に応じて変わる仕組みになっています。データ通信が3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、そして20GBを超えた場合はどれだけデータを使っても3,278円(税込)となっています。
※混雑時などは速度制御される場合があります
3GBで1,078円(税込)ですから、先ほどの日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」より高いです。なので、小容量プランとしては日本通信SIMに劣ります。
ただ、楽天モバイルの真骨頂は、データ無制限で3,278円(税込)の方です。この値段でデータを無制限に使えるのは価格破壊といってもよいでしょう。
また、他にもコスパに優れた点がいくつかあります。
まず、Rakuten Linkというアプリを使うことで、多くの国内通話が無料になります。
また、対象プランを契約して条件を満たし、エントリーすると、楽天モバイルのSPUでポイント倍率が+4倍になります。月間獲得上限は2,000ポイントです。
このようなメリットがある楽天モバイルですが、デメリットもあります。楽天モバイルは繋がりにくい場所があります。建物内や地下など、利用環境によっては通信エリアが制限されたり、通信速度が変化したりする場合があります。
「日本通信SIMとどっちが繋がりやすいのか?」という疑問が湧くかと思いますが、これに関しては「場所による」としか答えられないのが正直なところ。
ただ、楽天モバイルは契約手数料が基本的には0円です。初めての契約なら契約手数料がかかることはありません。なので、「とりあえず試してみる」というのがしやすいです。
なお、回線利用開始から1年以内に解約した場合、契約解除料がかかります。楽天最強プランに関しては、最大1,078円(税込)の契約解除料が発生します。
とはいえ「1,078円(税込)しか損失がない」とも考えられますので、楽天モバイルに興味があるなら「とりあえず試してみる」のもありです。
ahamo
ahamoはドコモが提供するオンライン専用プランです。
ahamoは料金体系がかなりシンプルなのが特徴です。基本プランは、月額2,970円で30GBとなっています。
「2,970円で30GBは高くない?」と思うかもしれません。ただ、ahamoの魅力は高品質なドコモ回線が使えることも挙げられます。混雑時でも速度が安定しやすいです。
また、「ahamo大盛り」というオプションがあります。月額1,980円を支払うことで、データ使用量が+80GBされます。つまり、110GBのデータを月額4,950円で使用可能です。
データをたくさん使う月だけ「ahamo大盛り」に加入するということができます。
デメリットは小容量プランがないことです。3GBや10GBなどのプランはありません。なので「30GBも毎月使わないよ…」という方には向いていない可能性が高いです。
反対に、毎月のデータ使用量が20〜30GBの方や100〜110GBの方にはフィットします。
LINEMO
LINEMOはSoftBankが提供する格安プランです。
LINEMOの特徴は月額料金が安く、かつSoftBank回線を使えるので通信速度もよいことです。バランスに優れた格安SIMであるといえるでしょう。
料金は3GBで月額990円、10GBで2,090円、30GBで2,970円(税込)です。30GBのLINEMOベストプランVには、1回5分以内の国内通話無料が含まれます。
また、LINEのトークや通話でのデータ消費量がゼロなのも地味に嬉しい点です。
日本通信SIMほど安くないものの、通信品質がそこそこなので、割と万人におすすめしやすい格安SIMです。
注意点は、店舗での申し込みができないことです。
povo
povo2.0 | 基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン
povoはKDDIが運営する少しトリッキーな格安SIMです。
povoは基本料金が0円で、必要な分だけ「トッピング」をする仕組みとなっています。
たとえば、「1ヶ月で3GB使いたい」なら利用期間30日で990円(税込)のトッピングを追加します。また、「5分以内の通話をかけ放題にしたい」なら、5分以内通話かけ放題で550円(税込)のトッピングを追加します。
必要なトッピングだけを追加する仕組みなので、無駄なく使えるのが特徴です。
また、高品質なau回線を使えるのもメリットといってよいでしょう。
ただし、少しトリッキーな分、注意点がいくつかあります。
180日間以上、有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除となることがあります。ただし、従量通話料とSMS送信料が一定額を超える場合などは対象外です。
また、トッピングの期限が切れたら、(オートチャージ対応のトッピングを除き)手動で再度追加しなければいけないので、少し手間がかかります。トッピングの購入が面倒な方にはpovoは合わない可能性があります。
使いこなせる方にはお得に使える格安SIMですが、癖の強さは気になりますね。
格安SIMを選ぶポイント

最後に、格安SIMを選ぶ際のポイントについてまとめました。
ポイントは次の3つです。
- 月額料金は割引なしでも安いか
- データ使用量に合っているか
- 繋がりやすさを妥協できるか
ひとつひとつのポイントについて詳しく見ていきましょう。
月額料金は割引なしでも安いか
携帯料金あるあるですが、割引が適用されないと月額料金が安くならない場合があります。
たとえば、家族割や光回線のセット割、クレカ支払い割などがあって、ようやく月額料金が安くなるプランもあります。しかし、これらの割引条件を満たすのは大変なことも。
割引条件を無理に満たそうとするのは注意が必要です。たとえば、特定の光回線を契約した結果、トータルの支払額が高くなる可能性があります。
携帯料金は個人的には、割引なしでもシンプルに安いものがおすすめです。たとえば、楽天モバイルにも家族割などがありますが、家族割が適用されなくても十分に安いです。
データ使用量に合っているか
格安SIMは自分のデータ使用量に合わせて選ぶことが大切です。データ使用量に合ったプランでないと、どんなに良好な格安SIMでも損をしてしまう恐れがあります。
たとえば、毎月3GBしか使わないのにahamoを契約するのはデメリットが大きいです。ahamoには小容量プランがないためです。
反対に、毎月50GBとか100GBとか使うのに、LINEMOを契約してしまうのも問題です。LINEMOは最大でも30GBのプランしかないので、容量が足りなくなってしまいます。
繋がりやすさを妥協できるか
日本通信SIMなどのMVNOでは混雑時に通信速度が低下する場合があります。一方、大手キャリアのオンライン専用ブランドは、親ブランドと同じネットワークを利用しています。
人によっては「月額料金が多少高くてもよいから繋がりやすい方がいい」という方もいるかと思います。そういった方には格安SIMは向いていない可能性もあります。
繋がりやすさと月額料金の安さ、どちらを取るかはよく考えることが大切です。
まとめ

本記事ではおすすめの格安SIMについて解説しました。
今回おすすめした格安SIMをおさらいしましょう。
- 日本通信SIM
- 楽天モバイル
- ahamo
- LINEMO
- povo
世の中には色々な格安SIMがありますが、これら5つはコスパもよくておすすめしやすいです。ただし、必ずしも全員におすすめできるというわけでもありません。
格安SIMを選ぶ際は、自分のデータ使用量に合わせることが大切です。3GBしか毎月使わないのに30GBのプランを選んでしまっては、もったいないことになります。
また、格安SIMの中には繋がりやすさに劣るものもあります。繋がりやすさと月額料金の安さのどちらを優先すべきか、よく考えたうえで乗り換え先を決めることも大切です。

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