「ChatGPTを使ってみたいが、ChatGPTで何をすればよいのかそもそも分からない」
「AIでアプリ作るとか、SNSでみんなすごいことばかりやっている。今からAIを勉強しても、他の人に追いつける自信がない」
このような方もいるのではないでしょうか。
本記事ではChatGPTで初心者はまず何をやったら良いかについて解説します。
ChatGPTでアプリを作ったり、小説やイラストを作成したり、というのは結構難しいです。AIに触れたことがない人からすると、かなりハードルが高いでしょう。
初心者の方は、そういったことはひとまずやらなくて良いです。もっと簡単で、かつ日常生活や仕事に役立つような、ChatGPTの使い方を覚えましょう。
ChatGPTでできる基本的なことは3種類

ChatGPTでできる基本的なことは大きく分けて次の3つです。
- 情報をまとめる
- 情報(絵や文章など)を作る
- 作った情報を修正する
ChatGPTのことを「なんでもできる万能ロボット!」と思っている方もいるかもしれません。ただ、実際はそこまでできることは多くないです。
というのも、ChatGPTはあくまでAIチャットボットだから。人間とパソコンの世界で手紙のやり取りをするためのロボットに過ぎません。それ以上でも以下でもないです。
1.情報をまとめる
ChatGPTはパソコンの世界で生きるロボットです。そのため、ネットの世界にある情報を拾ってきて、それをチャット相手の人間に見せることができます。
単に情報を拾うだけでなく、分かりやすくまとめたり、その人間にとって有益な情報だけを絞り込んで見せたりすることも可能です。
ChatGPTは検索エンジンの代わりに使うことができます。しかも、検索エンジンと違って、複数のサイトの情報をまとめて見せてくれるのです。
また、ネットの情報だけでなく、チャット相手の人間からもらった情報をまとめることもできます。たとえば、ChatGPTに会社の資料を見せれば、それを要約してくれます。
色々な情報をまとめることができるのが、ChatGPTの特徴です。
2.情報(絵や文章など)を作る
ChatGPTは絵や文章、アプリのソースコードなどを1から作ることが可能です。また、他のAIチャットボットだと音楽とか動画を作ることもできます。
AIがなんで、こんな芸術作品を作れるのか?AIには人間の感情がないのに?
こう疑問に思う方もいるかもしれません。
ぶっちゃけていうと、絵や文章を1から作っているっていうよりは、過去の創作物を再編集している、という感じです。
先ほども言ったとおり、ChatGPTはネットの情報をまとめることができます。それらの情報を組み合わせ、編集を行い、新しい絵や文章を作成する、という感じの流れです。
なので「AIが創作を行っている」という表現は正しいかどうかは微妙なところです。
ただ、それでもChatGPTはかなり精密な絵や文章を作れるようになってきています。noteに掲載する文章や挿絵だって、ChatGPTで作っている人がたくさんいます。
それらは人間が作ったものと見分けがつかないこともあるのです。
ただし、ChatGPTで精密な絵や文章を作るには、ある程度コツがいります。
3.作った情報を修正する
ChatGPTは、絵や文章を作るだけでなく、他人の絵や文章の修正もできます。
たとえば、会社で作った資料を読み込ませれば、誤字脱字を確認して修正案を出してくれるんです。ChatGPTをうまく使えば、資料を読み直す手間を省くこともできるでしょう。
あと、イラストなんかも読み込ませれば、「ここはもっとこうするといいかも?」とアドバイスをくれます。
私は主に、この「作った情報を修正する」目的でChatGPTを使っています。今書いているこの文章も、ChatGPTに修正してもらって仕上げました。
文章を1からAIに作ってもらうのは結構難しいです。ただ、自分で書いた文章を修正してもらうのは、誰でも簡単にできます。
ただし、このChatGPTの使い方にも注意点があるので、後ほど詳しく紹介します。
現時点のChatGPTができないこと・苦手なこと

現時点のChatGPTができないことや苦手なことは次の3つです。
- パソコンの外で動く
- パソコンの外から取ってくる
- 作ったものの責任を取る
1.パソコンの外で動く
ChatGPTは、パソコンの世界でずっと生きる引きこもりロボットです。パソコンの世界から飛び出して働くことはできません。あくまでAIチャットボットなので。
たとえば、「部屋を掃除して」と命令してもできないんです。「料理して」と命令してもできませんし、「エアコンを付けて」と命令してもできません。
ちなみに、実際に「部屋を掃除して」と命令したら、こんな結果が返ってきました。

ChatGPTは効率的な掃除の仕方を教えてくれますが、実際に掃除をやってくれません。
下の画像の例では、なんと「私が司令塔やる。」などと抜かし始めました。完全に主従関係を逆転させようとしています。

「当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、これって結構重要なんです。ChatGPTには手足がなく、実際に動いて何かやることができません。
ChatGPTはパソコンの中でしか動けない引きこもりロボットです。
2.パソコンの外から取ってくる
ChatGPTはパソコンの中でしか動けないので、パソコンの外にある情報は取ってこられません。ネットにある情報はいくらでも取ってこれますが。
たとえば、「おいしいラーメン屋を教えて」と命令すれば、ネットに転がっているラーメン情報を漁って、どの店がおすすめか発表してくれます。
ただ、ラーメン屋が使っている「秘密の調味料」は教えてくれません。秘密なので、ネットにも掲載されていないからです。
「秘密の調味料」について知るには、人間が直接ラーメン屋に行って聞くしかないです。(教えてくれるかはさておき……)
このように、ChatGPTはパソコンの外から情報を取ってくることができません。逆に言えば、外から情報を取ってくるのは人間の役目である、とも言えますね。
3.作ったものの責任を取る
ChatGPTは文章や絵など、色々なものを作ることができます。ただ、作ったものに対して責任を取ることはできません。
著作権に違反した絵や、誹謗中傷を交えた文章を作成しても、知らん顔をします。
あと、ChatGPTは平気な顔をして嘘をつきます。
大事なことなのでもう一度言います。ChatGPTは嘘をつきます。
ChatGPTが作成した資料には、間違った情報があるかもしれません。
AIは嘘もつくし、犯罪も犯す可能性があるということです。
作った物の責任を取るのは誰か?それは、人間です。
ChatGPTに作らせた制作物は、人間がちゃんと確認しないといけません。ChatGPTを扱った人間がしっかりと責任を取る必要があるのです。
ChatGPTはまだまだ生まれたばかりで、完璧ではありません。なので間違いもたくさんします。ChatGPTはパソコンの中でしか動けない引きこもりなうえに、責任も取れません。
なので、今のところはぜんぜん、万能ではないということですね。
初心者はChatGPTを何に使ったら良いのか?

「結局、初心者はChatGPTを何に使ったら良いのか?」
その答えがこちらです。
- 検索エンジン代わりに日常生活で使う
- 作成した資料やメールを修正してもらう
- 資料やサイトの内容を要約してもらう
初心者の方は、まずこの3つにチャレンジするのが良いでしょう。
AIでアプリのソースコードを作るとか、そういうのは難しすぎます。
1.検索エンジン代わりに日常生活で使う
1番簡単な使い方は、検索エンジンの代わりに使うことです。
なんてことはありません。たとえば「ChatGPT 使い方」と検索するときみたいに入力すれば、ChatGPTの使い方についてまとめてくれます。

こんなんでいいんです。ChatGPTはこれだけで十分役立ちます。
検索エンジンで検索すると、キーワードを入れたら、そのキーワードを含むサイト一覧を表示します。しかし、ChatGPTは直で答えを返します。その分、効率よく調べられます。
ただし、注意しないといけない点があります。AIは嘘をつくこともあるんです。
AIは情報をまとめるのに失敗して、嘘を混ぜてしまうこともあります。また、参考にした情報にそもそも間違いがある場合もたくさんあるでしょう。
なので「多少は嘘をつかれても、そこまで問題ない場面」で使うのはぜんぜんありです。
嘘をつかれたらまずい場面で使う際は、ChatGPTが出力した内容が真実なのか、しっかり調べる必要があります。
2.作成した資料やメールを修正してもらう
個人的にはこれ、かなりおすすめです。
作成した資料やメールをChatGPTに貼り付ければ、修正してくれます。誤字脱字とか、敬語のミスとか、自分だと気づかないところを指摘してくれるのはかなりありがたいです。
私も、noteの記事を書くときは、かなりChatGPTに頼っています。自分で誤字脱字を探すよりもぜんぜん楽だし、見落としも防ぎやすいです。
注意点としては、すべての誤字脱字を見つけてくれるわけではないこと。
あと、個人情報や機密情報の漏えいには気をつけないといけません。特に仕事のメールの修正をしてもらう場合、うっかり機密情報などを入力しないようにしましょう。
3.資料やサイトの内容を要約してもらう
資料やサイトを読まないといけないのに、内容が頭に入ってこない。
こんなときってありますよね。
こういう場合は、ChatGPTに文章を要約してもらい、概要を最初に理解するとよいです。概要をあらかじめ理解しておけば、資料やサイトをスラスラ読めるようになります。
AIは間違った情報もたまに出力します。要約した文章にも嘘が混じっている可能性はあります。とはいえ、「大雑把にでも内容を知りたい」という場合にはかなり便利です。
難しい言葉が多く使われていて読んでいて頭が痛くなる文章に遭遇したときは、ChatGPTに助けを求めてみましょう。
注意点は、個人情報や機密情報の漏えいにはやはり気をつけないといけないことです。
まとめ

ChatGPTはあくまでAIチャットボットであり、万能ロボットではありません。
彼は、パソコンの中でしか生きられない、引きこもりロボットです。しかも、生まれたばかりの子どもなので、責任を取る能力がまだありません。
とはいえ、それでもできることはたくさんあります。
初心者は、作成した文章の誤字脱字確認や資料の要約などに使ってみるのがおすすめです。
ChatGPTでイラストや文章を1から作成することもできますが、初心者には結構難しいです。最初は思い通りのイラストや文章を作成できないこともあります。


コメント