Webライターの仕事はAIに奪われるのではないかと日々怯えている人は多いかと思いますが、自分もまたビクビクとしている人間の一人です。自分はWebライター歴8年ですが、それでもなお、Webライターの仕事がAIに奪われないと確固たる自信を持って言えません。
ただ、今のところはWebライターは、まだ奪われていません。なんやかんやで生き残っています。AIを上手く活用して作業効率を高めれば、まだまだWebライターで稼げます。
ただし、なんでもかんでもAIに頼ればよいというわけでもありません。頼るべき場面・頼ってはいけない場面を見極めることが大切です。
今回はAIの具体的な活用術をWebライター歴8年の私が詳しく解説します。
Webライターの仕事はAIに奪われる?

あくまで私が見てきた範囲ですが、案件数はだいぶ減っていると感じます。
案件数が減った分、初心者がWebライターで稼ぐのが難しくなったのも事実。
昔は初月からいきなり月3万とか5万とか稼ぐことも割とできたと思います。
しかし、今は恐らく厳しいでしょう。1年くらいは案件を探し回らないと、仕事を獲得できないなんてことも多いんじゃないかと思います。
あと、単価も結構下がっていますね。昔は文字単価1円以上の案件が結構あったんですが。
こんな状況でWebライターで生き残るには、AIを上手く活用することが大切です。AIを活用し、作業効率を高めれば、単価が低くてもカバーできるというわけです。
たとえば、1日に案件を1つこなせるところを、AIを活用することで2つこなせるようになれば、単純に収入は倍になると言えます。文字単価が低くても稼ぐことができます。
単価が下がっているなら、たくさん案件をこなせばよい。
ただ、それだけのことなんです。
WebライターがAIに頼るべき場面、頼るべきではない場面

みなさんはSEO記事を書くとき、どういった流れで書いているでしょうか?私の場合は、次のような流れで書くことが多いです。
- 記事構成の作成
- リサーチ・下書き
- 本文作成
- 推敲・校正
- 最終チェック
- WordPress調整
1〜6まで、ぶっちゃけすべてをAIにやらせることも可能といえば可能です。ただし、全部をAIにやらせると、記事の質があんまり高くなりません。
全部をAIに頼るのではなく、部分的に頼ることが大切です。
私の場合は、次のようにしています。
- 記事構成の作成 → 自分で
- リサーチ・下書き → AIを活用
- 本文作成 → 自分で
- 推敲・校正 → AIを活用
- 最終チェック → 自分で
- WordPress調整 → AIを活用
リサーチや推敲、WordPressに納品するための装飾などは、AIを活用しています。それ以外、たとえば本文作成なんかは、基本AIを使わずに自力でやっています。
「本文作成も自力でやるの?じゃあAI使っても作業時間そんな変わらなくない?」と思うかもしれませんが、結構変わります。リサーチとかでAIを活用できるだけでも大きいです。
WebライターのAI活用術

私は特に次の用途でAIを活用することが多いです。
- リサーチ・下書き作成を効率化させる
- 書いた記事を確認してもらう
- WordPress納品を効率化させる
これらの用途でAIを活用するのはそんなに難しくありません。AIに慣れていない方でもできるので、Webライターをやっている方、これからなる方はぜひ真似してみてください。
リサーチ・下書き作成を効率化させる
Webライターは記事を書く前に、基本的にはリサーチ作業を行います。記事を書くための情報を集める作業です。
リサーチ作業では、信頼性の高い一次情報を集める必要があります。従来は一次情報を集める作業をひたすら手作業でやっていました。
ところが今は、記事制作に使える一次情報の候補をAIに集めてもらえます。そして、それらの資料をAIに分かりやすく要約してもらうことも可能です。
ほら、研究論文とか公的機関が出している資料とかって、読むの大変じゃないですか。でも、AIに簡単な文章で要約してもらえば、すぐに理解できます。
要約で内容を理解したうえで資料を読めば、すんなり理解することが可能です。
こんな感じでAIを活用すれば、リサーチ作業を効率化できます。後は、調べたことを箇条書きとかでまとめていき、下書きを作成すればよいだけです。
書いた記事を確認してもらう
本文を作成した後は、AIに文章を確認してもらうのがおすすめです。AIにファクトチェックや誤字脱字のチェックなどをしてもらいます。
修正すべき箇所を一覧にしてもらったら、1つずつ修正していくだけです。
AIに1から文章を書かせるのはリスクがあります。AIが誤情報を生成し、それを含む文章を完成させることもあるためです。
ただ、書いた文章をAIにチェックさせる場合、嘘情報が混ざるリスクが低いです。AIの指摘が間違っていたとしても、1つずつ修正していけば、AIの間違いに気がつきやすいです。
実際私も、AIチェックは必ずしています。自分では絶対に気が付かないミスを指摘してくれるので、大変ありがたいです。
今ではAIチェックをしないと不安で仕方なくなりました。
WordPress納品を効率化させる
WordPressに記事を納品する場合、文字を太字にしたりマーカーを引いたりすることがあるかと思います。他にも広告リンクを入れたり、表のデザインを調整したり。
こういった「HTMLの修正作業」はAIに任せることも可能です。
AIはHTMLの作成・修正が得意です。文章よりもHTMLの方が決められたルールで記述されているため、AIの得意分野です。特に、単純な装飾ならAIに任せやすいですね。
そもそもWebライターはAIを活用してよいのか?

この件についても解説しておかないと駄目なので解説します。
結論、クライアントがAIの使用を禁止しているなら、当然AIの使用はNGです。
案件によっては、AIの使用全面禁止の場合もあります。この場合は、リサーチや誤字脱字の確認でもAIは使ってはいけません。
あと、中には「誤字脱字の確認に使うならよいけど、本文をAIで作成するのはだめ」という案件もあります。
案件ごとのAIの使用可否をしっかり確認することが大切です。「使ってよいのか分からない」という場合は、一度クライアントに質問した方がよいでしょう。
Webライターが活用すべきAIの種類

世の中には、複数のAIを巧みに使い分けている方もいます。
ただ、私は多くのツールを使うのが苦手です。多くのツールを使うと、何のツールで何をやっていたのか分からなくなり、その都度作業が中断してしまいます。
あと、AIツールの有料プランにたくさん加入すると、お金もかかりますしね。
私が現在活用しているAIは次の2つだけです。
- ChatGPT
- Gemini Notebook
このうち、ChatGPTはPlusプラン、Gemini Notebookはフリープランを使っています。
この2つのAIは使い勝手がよく、多くのWebライターの方におすすめできます。
ChatGPT
2026年7月時点ではかなり、強い生成AIだと思っています。GPT-5.6が登場したことで、一気に使いやすくなりましたね。
私は、ChatGPTを主に推敲・校正に使っています。
Geminiとかでもぶっちゃけよいと思います。ただ、ChatGPTの方が微妙に精度が高いと感じています。まあ、ここらへんは好みもあるかもしれませんね。
Gemini Notebook
Gemini Notebookは、AIが搭載されたリサーチツールです。記事を書く際のリサーチ作業には欠かせないツールです。
記事のURLなどを貼り付ければ、その記事の内容を要約してくれます。さらに、記事の内容からマインドマップを作成したり、簡単なクイズを作成したりすることも可能です。
Gemini Notebookに作ってもらった要約を見れば、記事の概要を素早く掴むことができ、リサーチの時間をかなり短縮することができます。
WebライターがAIを活用するときの注意点

WebライターがAIを活用する場合、次の3つの点には注意したほうがよいです。
- AIは文章力はあるが構成力が低い
- AIは間違った情報も出力する
- プロンプトにこだわりすぎない
AIは文章力はあるが構成力が低い
AIは文章力は結構あると感じます。ただ、いかんせん構成力が低いです。
AIに文章を書かせたことがある方は分かるかと思います。「そこでその情報を詳細に書く意味はある?」と感じることが多々あります。
あと、一見するとよさそうな文章でもよく読んでみると「ぜんぜん中身がない」と感じることも。SEO記事なのに、ユーザーの疑問に回答していないんですよね。
このような文章を作成する原因は、構成力が低いからだと思います。生成AIは、学習データから得た言語パターンに基づいて文章を生成します。「ユーザーが知りたい情報は何か」ということを深く考えてから記事を書くことはしないんですよね。
なので、SEO記事をAIに1から書かせるのは基本難しいです。
ただ、文章力自体はあるので、書いた文章の修正には使えます。
AIは間違った情報も出力する
これはよく言われている問題ですよね。
AIは間違った情報もじゃんじゃん出してしまいます。しかも、人間と違って恐怖心とかがないので、自信満々に誤情報を出してくることもあるから困ったものです。
なので、AIが出力した情報は鵜呑みにしてはいけないわけです。必ずチェックしないといけません。
AIにファクトチェックをやらせる場合も、「その指摘が本当に正しいのか」を1つずつ確認する作業が必要になってきます。
…まあめんどくさいですね。でも、今のところはどうしてもこの作業が必要です。
プロンプトにこだわりすぎない
AIを活用するためのポイントなのですが、プロンプトにはそんなにこだわらなくていいです。今のAIは頭がよいですし、プロンプトが適当でも案外理解してくれることもあります。
たとえば、誤字脱字の確認をしてほしいなら、文章をそのまま貼り付けて、「誤字脱字の確認よろしく!」って入力するだけでも、最初はよいと思います。
その結果、思いどおりに動かなかったら「ここは〇〇して」って後で命令すればよいんです。たとえば、「誤字脱字の一覧を表でまとめて」とか後で命令して、どんどん自分の理想通りの回答結果が得られるように、AIを教育すればよいんです。
どんなプロンプトにすべきか悩んでいると、いつまでもAIを活用できません。
まずは適当にプロンプトを突っ込んでみて、それから修正していくことが大切です。
まとめ

Webライターは案件数が減っていますし、単価も下がってきている傾向にあります。
でも、AIを上手く活用できれば、Webライターでも稼げる可能性は大いにあります。
ただし、最初から最後までAIに丸投げするのは避けるべきです。現状のAIは構成力があまり高くなく、「記事構成」や「本文作成」には使いにくいです。
リサーチの補助として使ったり、ファクトチェックや誤字脱字チェックをしてもらったりするのは、おすすめです。
Webライターの方やこれから目指す方は、AIとうまいこと共存していきましょう。

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